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朝鮮総連本部をさら地にどころか、いまだに破棄されてない”屈辱的”三党共同宣言

2018年7月21日

この三連休は、暑い日が続いていますね。
西豪雨の被災地では、この連日の猛暑の中でも、捜索活動等が続いていることと思います。懸命に活動されている方々には本当に頭が下がります。

さて、昨日は、猛暑の中ではありましたが、数名の有志で朝鮮総連本部をさら地にする会の定例街宣活動に参加してまいりました。

名古屋から参加されていた方もいました。

街宣の動画はこちら↓↓からご覧いただけます。
2018.7.15朝鮮総連本部をさら地にする会街宣(かちんさんのブログ「日々佳良好」より)

街宣活動が終わった後、何人かで、かき氷を食べながらいろんな話をしたのですが、その時に「三党共同宣言」の話題が出ました。

皆さんは、この三党共同宣言というものをご存知でしょうか?

実は、この三党共同宣言というのは、正式名称は「朝日関係に関する朝鮮労働党、日本の自由民主党、日本社会党の共同宣言」といい、朝鮮労働党代表団と自由民主党代表団、日本社会党代表団の間で3党共同会談が行われ、1990年9月28日に採択されたものです。

衝撃の内容は、在日本朝鮮人総聯合会のHPに掲載されています。それがこちら↓↓です。

朝日関係に関する朝鮮労働党、日本の自由民主党、日本社会党の共同宣言

日本の自由民主党代表団と日本社会党代表団は、1990年9月24日から28日まで朝鮮民主主義人民共和国を訪問した。

朝鮮労働党中央委員会総書記である金日成主席は、自由民主党代表団と日本社会党代表団に接見した。

接見の席上、金丸信団長と田辺誠団長は、金日成主席に、自由民主党の海部俊樹総裁の親書と日本社会党の土井たか子中央執行委員長の親書を伝えた。

訪問期間中、党中央委員会書記金容淳を団長とする朝鮮労働党代表団、衆議院議員金丸信を団長とする自由民主党代表団、中央執行副委員長田辺誠を団長とする日本社会党代表団間の三党共同会談が行われた。

三党は、自主・平和・親善の理念にもとづいて朝日両国間の関係を正常化し発展させることが両国人民の利益に合致し、新しいアジアと世界の平和と繁栄に寄与すると認め、つぎのように宣言する。

三党は、過去に日本が36年間朝鮮人民に与えた大きな不幸と災難、戦後45年間朝鮮人民に被らせた損失について、朝鮮民主主義人民共和国に対し、公式的に謝罪を行い十分に補償すべきであると認める。

自由民主党海部俊樹総裁は、金日成主席に伝えたその親書で、かつて朝鮮に対して日本が与えた不幸な過去が存在したことにふれ、「そのような不幸な過去につきましては、竹下元総理が、昨年3月国会におきまして深い反省と遺憾の意を表明しておりますが、私も内閣総理大臣として、それと全く同じ考えである」ということを明らかにして、朝日両国間の関係を改善する希望を表明した。

自由民主党代表団団長である金丸信衆議院議員も、朝鮮人民に対する日本の過去の植民地支配に対して深く反省する謝罪の意を表明した。

三党は、日本政府が、国交関係を樹立することに関連して、過去36年間の植民地支配とその後の45年間朝鮮民主主義人民共和国の人民に被らせた損害に対して十分に補償すべきであると認める。

三党は、朝日両国間に存在している不正常な状態を解消し、できるだけ早い時期に国交関係を樹立すべきであると認める。

三党は、朝日両国間の関係を改善するために政治、経済、文化などの各分野で交流を発展させ、当面は、通信衛星の利用と、両国間の直行航路を開設することが必要であると認める。

三党は、在日朝鮮人が差別されず、その人権と民族的諸権利と法的地位が尊重されるべきであって、日本政府は、これを法的にも保証すべきであると認める。

三党は、また、日本当局が朝鮮民主主義人民共和国と関連して、日本のパスポートに記載した事項を取り除くことが必要であるとみなす。

三党は、朝鮮は一つであり、北と南が対話を通じて平和的に統一を達成することが朝鮮人民の民族的利益に合致すると認める。

三党は、平和で自由なアジアを建設するために共同で努力し、地球上のすべての地域で核の脅威をなくすことが必要であると認める。

三党は、朝日両国間の国交樹立の実現と懸案の諸問題を解決するための政府間の交渉が本年11月中に開始されるよう強く働きかけることについて合意した。

三党は、両国人民の念願とアジアと世界の利益に即して、朝鮮労働党と自由民主党、朝鮮労働党と日本社会党間の関係を強化し、相互協調をさらに発展させることについて合意した。

1990年9月28日 平 壌

朝鮮労働党を代表して
金 容淳

自由民主党を代表して
金丸 信

日本社会党を代表して
田辺 誠

まず、この三党共同宣言が採択された1990年の時代背景を見てみましょう。
以前、当ブログの記事1988年3月26日、「メディアは死んでいた」#拉致被害者全員奪還でも取り上げましたが、すでに北朝鮮による日本人拉致の問題が国会の予算委員会でも言及された後です。

1980年1月 産経が、外国情報機関が関与と思われる3組のアベックの蒸発、1件の拉致未遂事件を報じる→虚報、誤報扱いを受け、他社の後追い記事なし
1985年 辛光洙ら逮捕され、原敕晁さんの拉致が発覚。同年6月28日、韓国側から、日本人拉致に北朝鮮の関与が公式に発表された。
1987年11月 大韓航空機爆破事件
1988年1月~3月 金賢姫元工作員が日本から拉致された「李恩恵」の存在を証言
その後、アベック3組の女性と「李恩恵」の関連に注目が集まるが、「李恩恵」と3組の女性の関連はなく、金賢姫元工作員の証言の信ぴょう性が疑われるようになる。
1988年3月26日 政府が北朝鮮の国名を挙げて、人権・主権侵害の国家犯罪が十分濃厚であり、警視庁もそういう観点から捜査を行っていることを参議院の予算委員会の場で認めた日(答弁者である、当時国家公安委員長梶山静六氏の名前をとって「梶山答弁」と言われる。)

また、日本人拉致とは別に、1983年に日本人2名がスパイ容疑で北朝鮮に抑留され、その後北朝鮮での獄中生活を余儀なくされる事件が起きました。(第十八富士山丸事件)この日本人2名の救出に熱心に取り組んでいたのは、日本社会党。1987年には土井たか子委員長が金日成と会談して2名の釈放を強く求めました。その後、1988年大韓航空機事件が起き、紆余曲折はあったものの、1990年の金丸・田辺訪朝団でようやく解放が決まりました。その時、採択されたのが、三党共同宣言だったわけです。ですので、すでに北朝鮮による日本人拉致の問題が国会で取りざたされていた時であるにも関わらず、宣言文には「拉致」のらの字もありません。

北朝鮮に対する戦後補償の問題とか
南北の統一のこととか
核の脅威をなくすとか
日朝の国交樹立の実現に向けた内容が謳われています。

北朝鮮に忖度した内容になっています。

その後、第十八富士山丸事件の2名は無事帰国を果たすことができました。

次に、署名者金容淳についてみてみましょう。

ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AE%B9%E6%B7%B3)には下記のように記載してありました。

 金 容淳(キム・ヨンスン、1934年7月5日 – 2003年10月26日)は、朝鮮民主主義人民共和国政治家朝鮮労働党書記。主に対南工作担当を務めた。

略歴[編集]

1934年、平安南道生まれ。金正日の実母、金正淑の実弟とされている。金日成総合大学法学部国際関係学科卒業。1980年10月に朝鮮労働党中央委員に就任。1982年2月に最高人民会議代議員に就任。1990年5月に党の国際担当書記に就任して韓国日本アメリカなどの西側諸国外交交渉を行う。1992年12月に対南工作担当の党書記、党政治局員候補に就任して韓国との南北交渉を行う。1993年4月に最高人民会議統一政策委員長に就任。1993年8月に祖国平和統一委員会副委員長に就任。1994年7月に朝鮮アジア太平洋平和委員会委員長に就任。1998年11月に祖国平和統一委員会委員長に就任。

1999年4月に祖国平和統一委員会副委員長に復帰する。2003年6月に交通事故に遭遇。2003年10月26日に事故から回復せず死去。

金正日の叔父にして側近、主に対南工作を担当していた人物です。対南工作といえば、当然、日本人拉致も含まれるでしょう。

金 容淳についてこんな記事もありました。
asahi.com【ワールドウオッチ】   金容淳書記のこと

記事中こんなエピソードがありました。

95年当時の村山政権が北朝鮮へのコメ50万トン支援を決めた後、書記は韓国誌との会見で「日本が謝罪の意味でコメを送るというのに、受け入れないことはない」と語ったと報じられ、日本の世論は急に冷めた。99年の超党派による「村山訪朝団」に対して、その反省からか、書記は「過去の日本の食糧支援には感謝している」と表明した一方で、「拉致という言葉を使うこと自体が敵対的だ」と言い、同行の日本記者団には「わが国が日本との国交正常化を望んでいると書いた社はいるか? 望んでいるのは日本の方じゃないか」と声を荒げたという。

この金容淳が対南工作担当の党書記として、日本人拉致の陣頭指揮を執ったかどうかは不明ですが、拉致された被害国である日本が、加害者かもしれない人物と結んだ三党共同宣言

なんて屈辱的な宣言なんでしょうか?

いまだに、 在日本朝鮮人総聯合会のHPには「歴史的な3党共同宣言」 のタイトルと共に全文が掲載され、この宣言文は、今も「有効」であることをアピールしています。

この宣言文は、そもそも安倍政権のスタンスとも一致していません。

4月18日、日米首脳会談を終え、記者会見の席でトランプ大統領は「決して過去の政権の過ちを繰り返すことはない。北朝鮮が非核化されるまで、私たちは最大限の圧力を続けていく」と語られました。
また、安倍首相も、北朝鮮に裏切られ続けた歴史を披露し、「北朝鮮が対話に応じるだけで見返りを与えるべきではなく、非核化に向けた具体的行動を実際に実施するよう求めていくとの確固たる方針を完全に共有した」と語られています。

最近では、最大限の圧力がトーンダウンしているようなきらいもあります。日朝議連、日朝会談に関する話題も出るようになってきましたが、これまでの屈辱的な北朝鮮との歴史を考えたら、慎重にしなければいけないと思います。そもそもテロ国家との友好なんてありえないです。

大体、三党共同宣言の日本は北朝鮮になめられていると思いませんか?

自民党がやるべきことは屈辱的な三党共同宣言の破棄ではないでしょうか?